(20091108)舞台『飯縄 (いいづな) おろし』を観に行きました

KAJIMEの個人的な知り合いである、 i さんこと大貫アイさんが、『飯縄 (いいづな) おろし』という舞台に、役者として出演するとの情報を耳にしました。
(どうやらオーディションに参加して、そのまま選ばれたようです)


ご本人様からのお誘いもありましたし、昨日、せっかくだから、アバル信徒の仲間と一緒に舞台を観に行きました。




という事で、ここからはネタバレにならない範囲で、舞台の感想とかをいろいろ書いて行きます。



劇場のキャパは100人前後。そのような舞台での演劇を見るのは初めてだったのですが、いやあとっても面白かった!!


最前列、舞台のまん前という絶好のポジションで観た!という事もありますが、
場面はずっと教室の中で、セットは机とイス、ストーブと窓のみという閉鎖的な空間の中で、役者が叫ぶ!暴れる!ダンスをする!!
ド迫力満点で飽きさせない展開のオンパレードで、気が付いたらあっという間に終わっちゃった、という感じです。
閉鎖的な空間で、ここまで人を唸らせる演劇を披露できるのか、と感心させられっぱなしの1時間ちょっとでした。


舞台が地方の高校と言う事で、方言がかなり多く出てきます。最初はついていくのがつらいかなーと思ったものの、気が付くと方言にも慣れ、すんなり話にのめり込めるから不思議です(主人公?の学級委員長役の男子生徒が、東京から地方にやってきたという設定のため、唯一共通語を使ってるのが、理解しやすさに一役買ってます)


i さん演じる“マッスル”という高校生は、線は細いけどマッスルになりたい!という願望を持つ酪農家のせがれ(とかいう設定だった気がする)。 i さんもどっちかと言うと線の細い人なので、まさにこの役にピッタシ!という感じがすごくしました。
腹筋やりながら大声で喋ったり、所狭しと暴れ回る i さんは、普段の彼とはひと回りもふた回りも大きく見えました。それは、舞台の上から見上げてるからという理由だけじゃないと思います。みてて「かっけーなぁ」と思ったモンです。


舞台終了後は、役者さんと残ったお客さんとでの打ち上げパーティが開催。会場にはブルーシートがしかれ、ビールとかワインとかおまんじゅうとかが出て、ちょっとしたお花見気分(′・ω・`)
途中では急遽カンパコーナーが催され、金髪のおじさん(この方が作/演出の丸尾聡さんでした)が一万円をポーン!とカンパすると、会場内はたちまちカンパのオンパレード!!こういう場だとみんな何故か不思議とカンパに応じたくなるから、人間って不思議なモンですよね(w


しかし、こういう舞台の終了後でアットホームな打ち上げがあるというのは、かなり良いですね。ついさっきまで演技を見せてくれた俳優さんと一緒に、労をねぎらったり…。こういうアットホームな雰囲気って、とても(・∀・)イイ!! と思います。

なお、この演劇は11/11(水)まで、新宿タイニイアリスという場所で行われております。
i さんは「男子高校生ヴァージョン」の“マッスル”というあだ名の高校生役で出演されておりますので、興味を持たれた方は足を運んでみてはいかがでしょうか。


(オフィスプロジェクトM、ホームページ)


( i さんの宣伝ページ)