(20091128)プレイキャッチ 背番号への想い編

「ワイルドリーガー」「熱球時代 」「OUT PITCH 」などなど、野球マンガに定評のある渡辺保裕先生の描く、草野球マンガです。


主人公が「アイシールド21」の糞デブこと栗田にしか見えません。
最初は元プロで3Aまでいった浅野夏門似のキャッチャーが主人公だとばっかり思ってました(w


さて、この「プレイキャッチ」という作品ですが、今までのプロ野球視点だった作品群とは違い、今回は“誰でも草野球を楽しくプレイしよう!!”というコンセプトのもと(監修の宮本英治氏の影響もあるんでしょうが)、物語の要所に「ボールの握り方」「バットの持ち方」「守備の構え方」「牽制球の投げ方」「グローブのメンテナンスの仕方」などなどを、懇切丁寧に解説されており、とっても敷居が低くなってします。


また、主人公たちの野球チームに目を移しても、2人ほど野球経験者がいるものの、それ以外はド素人のおっちゃんばかりであり、彼らが自分なりに一生懸命、楽しくプレイに取り組んでいるというのも、敷居の低さに一役買っている気がします。


そして巻末に描かれている熱いメッセージイラストを見ただけでも、渡辺先生が本当に野球が大好きなんだなあというのが熱いほど伝わってきます。


というわけで、野球が大好きな方はぜひ読んでみましょう。損は無いと思いますよん。