(20101018)もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら
仏教と萌えを結びつけたのが了法寺なら、仏教とパンクロッカーを結びつけたのが、この一冊。
「完全教祖マニュアル」に比べると、書いてある難易度・敷居がちょっと高いかなーと感じましたが、それでもまともに仏教関連の本を読んでいくよりは、はるかに分かり易い内容ではあると思われます。
とりあえず、釈尊はラリっててヤヴァイ人、最澄は萌えっ子、天才気質な空海△、日蓮はマジでヤベエDQNラッパーであることが分かって、なんだか仏教がすごく分かり易く感じられるようになりました。
なお、この本に出てくる主人公の「まなぶ」は「完全パンクマニュアル~はじめてのセックスピストルズ」にもちょこっとだけ登場しますので、パンクロッカーって何だよクソッタレ!と思った方は、そっちも読んでおくとより分かり易いかもしれません。仏教の役には立たないだろうけど。
そういえば、本家?の「もしドラ」が、このたびTVアニメ化するらしいですが、何かの間違いで、この「もしブツ」もアニメ化しちゃったら…と、ちょっぴり期待してしまうのは考え過ぎなのでしょうか。
アニメであらゆる物をディスりまくる日蓮さんが見てみた…あ、いや、何でもないです。