(20101022)華と修羅 1巻

類まれなるコピーの神様、「夜王」の井上紀良先生が
次代を担うストーリーテラー谷本和弘先生とタッグを組んで紡がれる、大正ゴシック・サーガ。
人間関係のドロドロした昼ドラみたいなノリの作品です。


井上先生の前作「夜王」をギャグ漫画として楽しめた諸兄は、間違いなく楽しめるでしょう。井上先生のコピーテクニックと迫力のある描写は健在です。


しかし今回の「華と修羅」は、ストーリーとしても、普通に良い部分も有るので、純粋に漫画としても面白い。つまりネタだけの漫画ではないのです。ひと粒で2度美味しい!って感じですね!


各話の間には、谷本先生執筆による、「華と修羅コラム」という解説ページもあり。


それにしても、コミックスの表紙が豪華に見えて、なんだか凄いです。
人気キャラの新便器(長男)やほっこり兄さん(次男)もこんな感じで表紙を飾るのかと想像すると、今から昴ぶりが鎮まらんのだ!