(20130819)KAPPEI 4巻

終末の戦士も大分揃ってきて、今後が気になるぜーという流れ。
個人的には師範のしょうも無さがどんどん暴露されていくのが、楽しみで仕方ありません(汗)


現在「週刊ヤングマガジン」で連載してる「みんな!エスパーだよ!」がシリアス展開に路線変更した影響もあるのでしょうが、いつもの安心したギャグ展開に、安心して読めるなあといった印象です。


次の第5巻は来年の五月末予定か・・・長いなあ。





(20130724)イノサン 1巻

現在ヤングジャンプ誌上で連載されている
坂本眞一先生が作り出す、色々な意味で濃密な物語。


とりあえず、画力はクッソ激烈に高いです。
コレで週刊ペースで連載してるんですから、本当に物凄い。
また、一切の擬音を用いない事により(前作「孤高の人」の終盤からそういう傾向がありましたが)、独特の世界観に更に拍車をかけています。


というより…なんでこんなにBL臭がすごいんだwwww
あとシャルルのババアの存在感がやべえwwww
「華と修羅」清音ババア並みに目立ってるじゃないか…たまげたなぁ。


ちなみに出典ともなった「死刑執行人サンソン―国王ルイ十六世の首を刎ねた男」も合わせて読むと、より楽しめると思います。


坂本先生の大胆なアレンジに目が離せませんよ(色々な意味で)!





(20130723)死刑執行人サンソン―国王ルイ十六世の首を刎ねた男

フランス革命時代に生きた「処刑人」シャルル・アンリ・サンソンの生涯にスポットを当てた作品。


現在ヤングジャンプ誌上で連載されている漫画「イノサン」の出典となっています。
漫画で興味が出てきたので、原作?のこちらも買ってみました。


処刑人一族にしか分からない独自の苦悩や差別。
シャルル自身が味わった、さまざまな想い。
他にも、色々な処刑方法を分かりやすく紹介されていたり
革命の象徴ともなった「ギロチン」が出来上がるまでのいきさつも
わかりやすく解説されています。


なかなか濃密な内容で面白かったのですが…
さて果て、漫画版では坂本眞一先生はどう料理していくのやら。





(20130722)帝一の國 6巻

会長選挙も佳境に。


帝一達に裏切られた氷室先輩が、どんどん落ちぶれていく様子が実に生々しく描かれています。
シリアスな笑いっぷりもますます加速しますよ。


会長になる為にはたとえ泥をすすってでも生き延びる!という執念がひしひしと感じられます。


恐ろしい金の力、そしてあまりにも責任感が重くのしかかる選挙投票…。こんな学校に通わなくて本当に良かったなあ、と思いました(小並感)


巻末には森園先輩の過去話も収録されてます。まるでどっかの将棋漫画みたいな内容だ…。たまげたなぁ。


それにしてもマイムマイムの破壊力すげえええ。





(20130625)よいこの君主論 2巻

よいこの君主論、まさかの漫画化。そしてまさかの完結!!


小学生たちがクラスの覇権をめぐって争いながら
マキャベリの「君主論」を楽しく、分かりやすく学ぶ事ができる…という内容です。


漫画版は、原作のノリを踏襲しつつも、結構アレンジが加えられているのが特長です。
原作とちょっと展開が異なる部分があるのは、ちょっと賛否が分かれそうではありますが、まあこれはこれでアリかなーと個人的には思います。if的なノリで楽しめますし。


2巻では原作からの逸脱ぶりが更に加速しており、最後のほうは「なんじゃこりゃあ!!」みたいなオチになっています。
(もっとも、終盤は原作のかがみさんが脚本を書いた模様ですが…まあ原作とは違うオチですね)


個人的には、あのオチは、かがみさんらしくて、コレはコレでアリ!だとは思いますが…。正直、好みは分かれるかなーとも思います。



最初は原作に忠実だったのが、徐々に逸脱していき、最後はブッ飛んだ完全オリジナルオチになるという意味では、ファミコンの「東方見文録」に通ずるものがあるかもしれません。
あのゲームも、最初は原作「東方見聞録」に忠実だったのが、徐々にオリジナル要素が加わってきて、ラストはとんでもないことになってったワケですしね…。

衝撃過ぎるこのオチは、一見の価値有り!だと思います。



まあそれはそれとして、やっぱりかえでちゃんマジ天使。





(20130624)GOKUSAI 3巻

天心画塾というアート養成学校に入塾する事になったジョーたち。


しかしまあコレが何というか、厳しいこともさることながら


・どいつもこいつも濃ゆいキャラばっかりな塾生達


・ハードというかムチャすぎる試験内容


・濃ゆい塾生達に負けないぐらいアレな講師陣


・当然のようにバリバリ登場するマネキンモブ


などなど。ツッコミどころ満載なところが、さすが猿先生。
タフ時代のセンスのまんま描いちゃってるところがイカすっスね。

普通に名言とか良いシーンも有るんですけどね。


…あと、加門礼の元ネタキャラは、やっぱり鴨居玲だったみたいっスよ。





(20130623)ビーストホイラー1巻

梅さんこと梅澤春人先生の、ヤングジャンプで短期集中連載してた作品。

夜の繁華街、とある店でポールダンスを踊るセクシーガール。
その前には、酒をがぶ飲みして酔っ払ったメガネ男。
その男がいきなりダンサーのTバックに札束を入れ……!?
この2人の出会いが世界にとんでもないものを産み落とす!!


こんなくだりで始まる作品ですが、夢の4足歩行マシン「ビーストホイラー」をめぐって、苦労する借金まみれの会社社長・ハルっちと、ポールダンサーの女の子・わこちゃんが、夢を追いかけるお話。


なお、ネタバレ満載ですが、各話の感想を書いたものが、こちらになります。



どん底から夢に向かって足掻く若者!という、いかにも梅さんらしいなー!という印象。
全9話と短い内容ですが、メカニックなうんちく有り、派手なアクションシーン有り、セクシー描写有り、魅力的なDQNキャラ有り…などなど、綺麗にまとまっており、この編はさすが、と言ったところでしょうか。
特に、わこちゃんの美しいおけつ描写は、尻フェチと、テッカテカなスーツフェチな方には堪らないのではないでしょうか(;´Д`)



しかし、梅さんはホント、ポールダンス女が大好きなんだなぁ…。